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2019/05/29 11:06

hitotoiの金胎陶芸ジュエリーに使われている素材について


・金胎陶芸
金胎陶芸は独自に開発した釉薬を金属に焼き付けて陶芸の優しく奥深い風合いを表現したものです。通常の陶芸釉薬と同じ原料を使っていますが、金属に合うよう配合を独自に開発して決めています。

hitotoiの金胎陶芸ジュエリーは銀に直接釉薬を焼き付けたものと、銅に焼き付けたものを銀で留めたものがあります。これは、大きなもの作る時などに銀では価格が上がりすぎてしまうのを抑えるため銅を使ったり、デザイン的に銅を銀で留めたほうがきれいなるなど、状況により使い分けています。

・シルバー925
銀の含有率が92.5%の銀合金です。銀は1000分率で表記しますので92.5%は925/1000となりますので、925と表記します。純銀はジュエリーとして使用するには柔らかすぎるため、銅などを割りがねとして混ぜ、銀合金として使用します。

日本では950は鍛金などの加工に適しているため作家物に使用、925は鋳造に適していることや、時効硬化によりばね性や強度を持たすこともできるため一般的なシルバージュエリーに使用されています。hitotoiのジュエリーはゆがみによる釉薬はがれを防ぐため強度のある925を使用しています。

925はスターリングシルバーと呼ばれることもあり、「925」「Silver」「Sterling」の刻印が使われます。

・サージカルステンレス
医療用に使われているハサミやメスなどの素材として使われているアレルギーを非常に起こしにくい金属です。耐久性が強く、腐食や熱などにも強いため、長くつけていても老朽化しにくいのも特徴です。

アレルギーを起こしにくい金属といえばチタンも有名ですが、チタンは、チタンそのものが比較的高価で加工もしにくいため、すべてのパーツがチタンで作られていない物はチタン以外の金属に触れた部分がアレルギーになる可能性があります。そのためhitotoiではすべてがサージカルステンレスでできたパーツを使用しています。